競売までの経緯と対策
住宅ローンなど未払いが続くと債権者(銀行など)は、競売という手続きにより対象不動産を売却して、貸付資金の回収をはかります。
競売までの経緯とそれまでにできる事(対策)の概略を示します。
※安易に高利な金融会社などから借り入れし、支払いに充当してはいけません。
- 1.支払いが苦しい正確な知識を得る、銀行と交渉する
-
- 収入が減るなどの環境変化があり、住宅ローンの支払が苦しくなる
↓
条件変更の交渉
ガンバリ続けるのではなく、銀行(債権者)と支払いの方法(条件変更)を相談して下さい。
『ローンが払えなくなったら、どうなるのか?』正確な知識を得ましょう。
この期間はとても大切な時期です。正しい判断が貴方の明日を変えます。
- 2.支払いの延滞(2~4ヶ月)選択肢があります
-
- 債権者(銀行など)から支払いに関する問い合わせ、支払いの請求、督促がある
↓
どんな手段をとるにしても、準備と一定の資金は必要です。
手元に余裕があるうちに、今できることを考えることが大切です。
この段階であれば、まだ選択肢は多く残されています。
- 3.支払いの延滞(5~6ヶ月)方針を立てる
-
- 債権者(銀行など)が債権回収のための競売手続きに入る
- 債権者からは督促以外の種類が送られてくる
↓
裁判所へ競売の申し立て手続きが行われます。
正しい知識を得て家族と相談、今後の方針を立てます。
- 4.競売開始決定通知任意売却の努力
-
- 執行官が担保不動産を調べる
↓
残される手段は限られます。
漫然と時間を過ごさないで、今できる最善の行動をとりましょう。
任意売却により残された債務を減らす努力をする。
- 5.入札債権処理の方法
-
- 執行官が担保不動産を調べる
原則として落札後は、直ちに立ち退かなければなりません。
立ち退き後の生活、残された債務の処理を考えましょう。
競売が終わっても支払わなければならない債務は残ります。
専門家の意見をお聞き下さい。相談は無料です。
まずは友豊にご相談ください